ウッドデッキ(人工木)、各メーカーを色で比較してみました。

ウッドデッキ
お庭にウッドデッキを検討されてる方に向けて、
今日は、ウッドデッキの色のバリエーションはどのくらいあるのか、という点から、
各エクステリアメーカーのウッドデッキ(人工木)の比較をしていきたいと思います。

今回はYKKAP、LIXIL、三協アルミ、四国化成、タカショーの5メーカーを比較しました。


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まずはじめにYKKAPから、ご紹介します。

YKKAP リウッドデッキ(写真はYKKAP カタログより)

2020年、セピアグレイ色新色が発売され、全部で5色の展開となっております。
YKKAP
⇑カラーバリエーションは、
①セピアグレイ色(NEW)
②ウォームグレイ色
③レッドブラウン色
④ナチュラルブラウン色
⑤ホワイトブラウン色

の5色です。

モダンな雰囲気から、ぬくもりある雰囲気までカバーできる使い勝手の良い色展開だと思います。
それぞれの色が違う個性を出すので使い分けもしやすいです。
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(写真はYKKAP カタログより)
こちらが新色のセピアグレイ色のリウッドデッキのイメージです。
落ち着いた雰囲気が最近の住宅と合いそうですね。

金額は、2間(3,651mm)×6尺(1,820mm)で定価¥260,900(税抜き)です。

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次にLIXILです。なんとウッドデッキは、3種類あります。
それぞれの特徴をみていきましょう。

LIXIL 樹ら楽ステージ ⇓(写真はLIXIL カタログより)

樹ら楽ステージは、LIXILのウッドデッキの中で一番リーズナブルで、色展開の多い定番のウッドデッキです。

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①グレーウッド
②ペールウッド
③ライトウッド
④ミディアムウッド
⑤ダークウッド

5色展開されており、実際にサンプルを見て比べてみると、YKKAPのリウッドデッキと色展開は似ていますが、
LIXILの方が全体的にすこし淡い色だと感じました。

金額は、2間(3,650mm)×6尺(1,828mm)標準束柱で定価¥267,500(税抜き)です。
LIXIL 樹ら楽ステージ 木彫⇓

樹ら楽ステージのワンランク上のウッドデッキです。
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色は、
①シルバーグレーR
②クリエラスクR
③クリエモカR
④クリエダークR
の4色展開です。

ただの樹ら楽ステージと何が違うのかというと、表面に特許技術が施されています。
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⇑左右非対称な溝をつけて陰影に濃淡をつけることで、4パターンの柄を表現しています。
より、リアルな木材を表現しているということですね。

金額は、
2間(3,626mm)×6尺(1,816mm)の標準束柱で定価が¥297,200(税抜き)です。

樹ら楽と比べて、若干高くなります。



LIXIL デッキDS ⇓(写真はLIXIL カタログより)

Vintage Luxury をコンセプトに、大人世代に向けて作られたウッドデッキです。

色幅は
①ダークステインウッド ②ブラウンステインウッド ③グレーステインウッド3色
少ない色展開ではありますが、どれも落ち着いた色味が使いやすくこの表現豊かな材質は他にはありません。

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⇑はダークステインウッド色です。写真がとびきりかっこいいせいか、すごく良く見えます。

自然さを出すために、いままでの人工木のウッドデッキにはなかった、長年使ったような味わいを濃淡の色むらで表現しております。
また、天然木と同じように毛羽立ちまで再現しています。

個人的な感想として、頭1つ飛びぬけている商品だなと思いました。

金額は、2間(3,650mm)×6尺(1,828mm)標準束柱で定価¥336,000(税抜き)です。

やはり、樹ら楽ステージ 木彫と比べて金額はUPします。

LIXILは以上3つのデッキでした。
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三協アルミの ひとと木2 ⇓(写真は三協アルミのカタログより)

LIXILの樹ら楽ステージ、YKKAPのリウッドデッキと同等品といったところでしょうか。
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色は
①パイン 
②モカブラウン
③ローズウッド
④チャコールブラック
の4色展開となっています。

各メーカーの色はそれぞれ似たような色を出していますが、それぞれ若干異なるので、
実物を見て気に入った色を選ぶのがいいと思います。

金額は2間(3,600mm)×6尺(1860mm)標準柱で定価¥255,900(税抜き)です。

三協アルミ ひとと木2 木目床板仕様⇓(写真は三協アルミのカタログより)

ひとと木2よりもリアルな木質感を表現した商品です。
表面の凹凸感や、厚みが増えひとと木2よりもランクアップしています。
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①モカブラウン
②ローズウッド
ひとと木2にもある中の使いやすい2色を木目床板展開です。

金額は2間(3,600mm)×6尺(1860mm)標準柱で定価¥317,000(税抜き)です。
ひとと木2と比べて金額UPしています。

三協アルミ ラステラ⇓(画像は 三協アルミカタログより)

こちらは今までのウッドデッキと比べると変化球な商品でして、屋外フローリングをコンセプト
木目調なのですが、木の質感を極めるというよりは、
無機質な空間にも合うような…、テラコッタを連想したような…色バリエーションと側面部分の仕上がりが新しいデッキとなっています。

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⇑色は、
①グレーマーブル
②ブラックマーブル
③ホワイトマーブル
④テラコッタマーブル
の4色展開で、見て分かる通り、茶色い色がないんです!新しいですよね。


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⇑ラステラのイメージです。
床面はブラックマーブルで側面は対照的なホワイトで配色しています。
かっこいいですよね。

床面と側面の配色次第で、いろんな雰囲気になります。
(落ち着いたスタイリッシュな雰囲気から、爽やかなリゾート風、南欧風など)

またこのデッキの特徴は、側面の板がダブルフレームになっていることで浮遊感を表現できることです。間接照明がきれいに入りそうです。

金額は2間(3,660mm)×6尺(1,967mm)標準柱で定価¥312,200(税抜き)です。
想像してた金額より安いです。

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次に四国化成を見ていきます!

四国化成からは3種類のウッドデッキが出ておりますが、
今回はその中でもティンバーカラーをご紹介します。


ファンデッキ ティンバーカラー⇓(写真は四国化成 カタログより)

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⇑色は
①チャコール
②ウォールナット
③チーク
④オーク
⑤ヒノキ
の5色展開です。

中でも一番薄いヒノキ色は、他のメーカーの物と比べると色が際立って白っぽいとおもいます。
金額も質感も同等品の中で選ぶとしたらこういった他にはない色が基準の1つになるのではないでしょうか?

金額は、2間(3,594mm)×6尺(1,800mm)標準柱で定価¥272,000(税抜き)です。
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最後に、タカショーのウッドデッキです。
種類が豊富で、全部で5種類の人工木デッキがありますが、
そのうち個人住宅向けの3種類を今回は取り上げます。

まずは、 エバーエコ®ウッドⅡデッキです。

エバーエコ®ウッドⅡの中でも、さらにデッキの床材の幅の大きさで2種類に分けられます
床板材の幅を選択できるのは、今までのメーカーの中にはありませんでしたね!

エバーエコ®ウッドⅡデッキ 床板195mm仕様⇓

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⇑こちらは床板材の幅が195mmのタイプです。

YKKAPのリウッドデッキ、LIXILの樹ら楽ステージ等の、一般的な人工木デッキの板材と同じサイズです。

カラーバリエーションは、
①ナチュラル
②ダークブラウン
③ウォームグレイ
④ホワイト
の4色なっております。

この中で、ホワイトが他社にはない珍しい色なのではないでしょうか?
三協のラステラにもホワイトがありましたが、そちらは、幕板がアルミ素材でできていましたので、また使いどころが違うと思います。

金額は、2間(3,626mm)×6尺(1,797mm)で定価¥230,000です。
※ホワイトのみ金額が変わり、定価¥246,000です。
エバーエコ®ウッドⅡデッキ 115mm幅仕様⇓

こちらは、一般的に人工木デッキよりも床板幅が狭くなっています。


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⇑カラーバリエーションは先ほどと同じです。


金額が、195mm幅のものと比べて上がり、2間×6尺で、定価¥283,000
ホワイト色は定価¥304,000です。


エバーエコ®ウッドⅡ グランデ⇓

こちらは、天然木と同じように、幕板を使用しないように、板材を厚くしたデッキ材です。
板材の小口がそれぞれ見えます。
他の人工木デッキにはない珍しい仕様です。


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⇑カラーバリエーションは、
①ナチュラル
②ダークブラウン

の2色と使いやすい色だと思います。

金額は、2間(3,486mm)×6尺(1,782mm)で定価¥248,000です。
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厚みがあり、幕板がなく小口が見える様子です。
(写真はタカショーカタログより)
最後に、

エバーエコ®ウッドリアル⇓

タカショーの新商品です。

木目柄がよりリアルな人工木デッキです。

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⇑色は
①アンバー
②オリーブ
③セピアブラウン

の3色です。

金額は、2間(3,626mm)×6尺(1,797mm)定価¥295,000 です。

どれも使いやすそうな色幅ですね。


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以上ここまでのウッドデッキを表にまとめてみました。
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各メーカーを並べてみてみると一番多い色のバリエーションをもつ人工木デッキは、
YKKAPのリウッドデッキ、LIXILの樹ら楽ステージ、四国化成のファンデッキ5色でした。

こちらは、どのメーカー同程度の人工木のクオリティと感じます。ごくごく普通の人工木という感じです。
色幅としてはYKKAPとLIXILは似ており、LIXILの方が全体的に若干淡い色で、四国化成には他にはない際立って薄いヒノキ色がありました。

また、人工木がよりリアルな、LIXILのデッキDS、三協アルミのひとと木2木目床板仕様、タカショーのエバーエコ®ウッドリアルは2~3色と色幅は少なく、際立って白っぽいものや暗い色はなく、一般的な、ウッドデッキ色のみの取り扱いとなっておりました。
しいていうのであればLIXILのデッキDSが最近でた新商品ということもあり、質感だけではなく色もお洒落なアンティーク調で落ち着いていて個人的におすすめです。
金額は2間×6尺で比較すると6万~7万円UPしますので、普通の人工木よりもリアルにしたいこだわりのある方におすすめです。


三協アルミのラステラは、ウッドデッキの中でも異質な存在で、カラーバリエーションもグレーやテラコッタ、ホワイトと他にはない個性的な商品です。金額は他と比べて特別高いということはありませんので、ありきたりではない、人工木デッキをお求めの方におすすめです。

そして、タカショーのエバーエコウッドⅡは普通の人工木デッキの見た目をしておりながら、ホワイト色という他社にはない色がありますので、白い人工木デッキが欲しい!という方におすすめです。


以上各メーカの商品のカラーバリエーションを比較してみました。

実際施工をするというときには、サンプルと比較しながら、お家のフローリングと合わせてみることをおすすめいたします。
店舗には、本日、ご紹介したデッキのサンプルをご用意しておりますので、実物を見ながらお庭の相談がしたいという方は、
お気軽にお問合せください!

弊社では、八王子市近辺から都心部まで、外構のデザインから工事まで請け負っております。
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