身体が不自由な方のために外構でできること

お年寄りの方、車いすで生活している方、体が不自由な方のために、外構でできることを考えてみました。

家づくり、お庭づくりの参考になれば幸いです。
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①手摺と手摺の握る部分を選ぶ

こちらはYKKAPのパルトナーUDシリーズの歩行補助手すりです。
(UDはユニバーサルデザインの略)
握る部分の形が3種類あり、A型円形が、お年寄りの方からお子様まで握りやすいそうです。

玄関前の階段に手摺を設置したり等、多くは後付けでも設置可能です。

こちらの手摺設置工事は介護保険が適応となる可能性があります。(詳しくは各市町村の介護保険窓口へお願い致します)
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②高低差のあるところにスロープをつくる

車いすで生活している方にむけて家の中に段差なく帰ることができるようにスロープを作ることができます。

道路から玄関までの間、部屋からお庭への間等、家と外と行き来する動線にスロープを作ることができます。


スロープを作るときの重要なポイントとしては、

必ずスロープの出口が道路に向かないように、平行などにして道路に飛び出す危険のないように終わらせる必要があります。
出口が道路に向かって終わる場合、そのまま道路に飛び出してしまい車や人とぶつかる危険性がありますので、
絶対に避けましょう。


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③ウッドデッキやタイルデッキを作る

部屋からお庭へ出る方法としてウッドデッキやタイルデッキがあります。
面積を広くとり、そこでガーデニングやBBQ等楽しめるようにするのもおすすめです。

もちろんウッドデッキ、タイルデッキもスロープを作ることができるので、そのままお庭に出ることができます。
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④レイズドベッドをつくる

底上げした花壇、菜園スペースを作って、腰を曲げずに、車いすに乗ったまま作業しやすい高さで、草花と触れ合うことガーデニングを楽しむことができます。

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⑤日陰をつく

夏の強い日差しの時など直射日光を遮るような、
日よけを作ると、より快適にお庭で過ごすことができます。

木を植えて木陰を作ってもいいですね。
弊社では、八王子市近辺から都心部まで、外構のデザインから工事まで請け負っております。
お洒落な外構、お庭にしたいという方、プロのガーデンプランナーにご相談してみませんか??
新築からリガーデンまで、お気軽にご相談ください。