調布市 リフォームとリガーデン(壁作り・ブロック積み)

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お庭の工事も、どんどん進んでいます。

ブロックもかなり積み上がり、お庭の大まかな形が出来てきました。
プランと見比べて、イメージが沸いてきませんか?
ここでポイントなのが、「こんなに高い壁、必要?」
と感じている方、多いのではありませんか?
「なんだか高すぎて、刑務所の壁みたい・・・。」
そんな風におっしゃる方もいらっしゃいます。
でも、この高さが必要なのです。
完成した際、今の状態を思い返してみて下さいね(^_-)-☆

あと、壁の引っ込んだ箇所。綺麗に積まれているのに、わざわざ段差付けて・・・?
こちらも、必要な工法なのです。
ちなみに、ブロックには色々な厚みのサイズがあります。
その厚みの違いを生かして、積まれています。
このような、下地作りが後々の仕上がりを変えていくのです。


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こちらは、いわゆる「控え壁」に当たる部分です。
壁の高さを支える為、必要なアイテムです。
今回のブロックは主な箇所は型枠ブロックという、通常のブロックよりも強度のあるブロックを使用していますが、
地震の多い昨今では、このような対策が必要となりました。
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そして、タイルテラスの基礎です。
リビングの床と同じ高さにし、フラットにする事により、より一層と繋がり感が増します。
タイルテラスの基礎はブロックで囲われ、その中に土を入れ、最後タイルの下地用に砕石を敷きます。
かなりの土が入りました・・・。駐車場を作る際に出る残土を利用する事もあります。

このような、壁+タイルテラスをセットで作る場合の注意点は、水の放流先を作ってあげる事。
今回も至る所に水の逃げ道を作っています。
砂利のスリット。植栽帯。etc...。
また、この水の逃げ道は、単調なテラスに動きを付ける効果もあります☆
さりげなく・・・。がポイントです☆



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これ、ベンチ。って、分かりますよね。
でも、何でできているかわかりますか?

既製品には間違いないのですが、通常あまり見かけない物です。

実は、道路の横に雨水を流す為や畑の用水路に使われる「U字溝」を利用しています。
外構のベンチの場合、良く作られるのが、ブロックを積んでタイルを張ったりするタイプのベンチ。
しかし、今回は壁から座面が出ている軽やかなイメージにしたかったので
U字溝を利用してのベンチとなりました。
ベンチですので、なんといっても強度が必要!もちろん他の方法もありますが
この、U字溝を利用する方法が、一番安全で安価なのです。
ただ、職人さんいわく、「重い」との事ですが・・・( ;∀;)

だんだんと、お庭が形になってきました!
次回は、「仕上」と言われる段階に入ります☆