CURRENT CONSTRUCTION
八王子リガーデン BBQガーデンが出来る迄(ガーデンキッチン仕上工程編)
2020年9月27日|category「CURRENT CONSTRUCTION」
ここからは、厄介な下地工程を終えた、無機質なコンクリートブロックで作られたガーデンキッチンに、こだわりのタイルが貼られ、華やかなガーデンキッチの姿になる様子をお伝え致ます。
今回のタイルは、レンガ調で1枚1枚、形状の違う貼レンガを使用。
色や柄もまちまちで、職人さんのセンスにかかっています。
その前に、カウンターで使用した天然石の平板の出と、タイルの厚さをチェック!
バッチリです☆
今回のカウンターの天然石の小口(カット面)は機械切ではなく、自然な形状の手切りの小口なので、アンティークレンガ調の貼タイルにピッタリです。
天然石の天板にステンレス製のシンクをセット。
天然石をどのようにカットするのが、一番自然な感じに仕上がるのか・・・?
試行錯誤の上、こちらで収まりました。
天然石の天板のアップ画像です。
屋外で使用するカウンター材は色々とありますが、今回は面の部分が広く、本格的なBBQガーデンを目指し、使用頻度も高い。とのことで、傷や欠けに強い天然石となりました。
自然にマッチした、良いチョイスだったと思います。
タイル貼りの様子です。
ランダムなレンガ調の雰囲気を残しつつ、規則正しく貼っていきます。
カウンターの横に付けらた、蛇口。
シンクの蛇口には、ホースの取付は難しい為、お庭のお掃除や樹木の水やりには必須です。
これからガーデンキッチンをお考えの皆様。
お庭に別に水栓が無い場合は、必ずホース用の蛇口も付けて下さいね!
タイルが貼られると、木製の収納扉の造作。
雨や、陽射しに強いハードウッドを1枚1枚貼り合わせて、アンティーク調の丁番と
取手を取り付けた、扉の完成☆
なかなか、屋外仕様の既製品の扉は無い為、こうやって扉は手作りになります。
扉を開けるとこんな感じ。
もちろん気密性はありませんが、雨風しのぐには十分です。
何より、デザインが素敵です☆
扉の中には、壁に付けられた照明のスイッチなども格納しています。
その他、シンクの配管なども収まっていて、出来れば見せたくない部分などを隠す効果も備わっています。
広々とした、ガーデンキッチンが完成しました☆
これなら、かなりの食材をふんだんに置いても、大丈夫そうですね!
サイズはともかく、ガーデンキッチンを作る際には、見た目も大切ですが、雨風にさらされている・・・。
という事を十分考慮頂く事が大切になります。
今回のキッチンは、とても丈夫な素材ですので、末永くお使いいただけるかと思います(^^)/
次回は、床のタイル貼りや壁の左官。植栽工事と、いよいよ最終工程の様子をお伝え致します。
八王子市 リガーデン BBQガーデンが出来る迄(床面下地&石張り)
2020年9月7日|category「CURRENT CONSTRUCTION」
今日も良い天気!
順調にH様邸のお庭作りは進んでおります。(^^)/
ブロックによる高さのある塀や、ガーデンキッチンの下地が作られたお庭の床面の工程に入りました。
床面に使用する部材に合わせて下地作りをしています。
メッシュが敷いてあったり、砕石が敷いてあったり、奥の方は土のままだったり・・・。
どんな、床面に仕上がるのか楽しみです☆
ランマ―で下地を固め、均しています。
下地作りには、必須の作業工程。
これ、簡単そうで意外と重労働なんです・・・。
メッシュが敷かれた部分にコンクリートが流しこまれました。
タイルの下地、石張りの下地。それぞれの素材の厚み等を考慮し、下地コンクリートが敷きこまれます。
下地コンクリート完了!
駐車場に敷くコンクリートとは違い、これからタイルや石張りをするための仕上はしていません。
手前に型枠で作られている、箇所は桝がある箇所です。
こちらはタイルが敷かれる為、化粧マスと言う桝の蓋を付けて本来の桝の蓋を隠します。
綺麗なタイルテラスの中に、古い桝蓋が現れるのを回避する為の商品を設置する為の下地になります。
天然石を大体半分づつずらした施工の「馬目地」に敷き詰めています。
同じ石材の種類ですが、天然石ですので一つ一つ、微妙に色味や形・厚さが違い、糸や水平器を使い平らに敷き詰めます。
ちなみに・・・。
今回敷かれている、天然石の貼り方の呼び方が何故「馬目地」と呼ばれているのか???
↓
馬の足跡のように交互になっているから。
と言うことで「馬目地」と呼ばれているそうです。
又、良く使われている、縦横一直線に目地を通して貼る貼り方は「芋目地」と呼ばれています。こちらは
↓
規則正しく伸びるとされている芋の根と似ているからだそうです。
逆に、芋の根がまっすぐに伸びていることを知りました!!
この丸は??
当初の予定通りに石を並べましたが、H様より見た目は素敵だけど、ここは良く通る部分なので
石を足して欲しい。とのご要望。
早速、職人さんに伝えました!
石を足したアフター。
図面やパースで見てはいても、実際形になって気付く事もあります・・・。
そんな時は、まずは遠慮なくご相談を!
こちらは、駐車場からお庭につながる、通路。
600角の大判の敷石(擬石)を使用して、飛び石風に仕上げました。
敷石は、ちゃんと平らにした下地で据えないと、とても歩きづらいです。
バサモルタルで調整します。
職人さんの腕の見せ所です!
と言うことで、H様邸の床面の作業は進んでいます。
次回も、タイルテラスや、ガーデンキッチンの仕上工程
と言われる作業の様子をお伝え致します☆