お家の顔となる外構 門まわりの構成要素と配置のパターン

みなさんは外構のプランを決めるとき、なにを一番悩みますか??
私はいかに門まわりを素敵にみせるか、悩みます。

門まわり(ポスト、表札、インターフォン)は大事なお家の顔になります。
そしてそのデザインは無限大にあるといっても過言ではありません。

今日は、その門まわりの構成要素についてのご紹介と、配置のパターンについて、
仮プランをもとに簡単に説明いたします。

1
こちらは1つの壁にすべての要素が詰まった門袖です。
表札・・・苗字や住所を記します。表札を出さない家もあります。
ポスト(壁付け)・・・郵便物を受けとります。こちらは前入れ前出しタイプの壁付けポストです。
インターフォン・・・家の中の親機とつながっています。
照明・・・ポストや表札、樹木など、周囲を明るくします。
笠木・・・意匠上や、汚れ防止のために取り付けることがあります。

照明と笠木はあったりなかったりしますが、
壁に表札、ポスト、インターフォンの3つを取り付けるご提案ををよくしています。
2
ポストのみ、埋込ポスト(口金タイプ)に変更しました。
郵便屋さんは前から入れて、住人は後ろから郵便物をとります。

口金タイプは前からの見たときの形がスッキリとしています。
3
後ろからみるとわかりやすいです。
このようなポスト使ったことある方もいるのではないでしょうか。

塀や門扉で周囲を閉じてしまう、クローズ型の場合にもよく使います。
郵便物を誰にでも触ることのできる場所に置きたくない場合、
防犯性を高めたい場合は、クローズ外構×口金ポストをおすすめいたします!


4
こちらは、表札、インターフォン、照明を手前の壁に、
独立タイプのポストを奥に立てました。

玄関までのアプローチの途中にこのような、立ち上がっているものを置くことで、空間に動きが出ます。
今回は前後に置いているので、奥行感がでました。

毎日、人が歩く動線に少し変化が生まれました。
11
こちら上のプランとは逆に、ポストを手前の壁に、表札の機能を持つポールを後ろに立てました。

同じように、奥行感がでます。

このように1つの場所にすべての要素を入れなくてもいいのです。
ポスト、表札、を壁からぴょいと飛び出して、1つ独立型のものを置けば、それぞれが目にとまる
アイストップの役割をするのです。

アプローチ周りの空間に少しゆとりがあれば、このように奥行感や空間の広がりが表現できますよ!
16
さらに、門まわりを華やかにしたい場合は、
壁を前後、左右に2つ作ります。

こちらは手前を表札の役割を持たせ、奥の壁は、インターフォンとポストの役割を持たせました。

ブロック積みの壁は、機能門柱や独立型のポストや表札と比べて、その壁の素材、高さ、組み合わせが無限大にあります。
お家の外壁と同じタイルを使ったり、凹凸感のある石貼りを貼ってみたり、大判のタイルを貼ったり、塗装で仕上げてみたり、穴をあけたり、アイアン飾りをつけたり、、、、、、、、、

他にはないオリジナリティのある外構を作りたいという方は、ブロック積みの壁を作ることをお勧めいたします。
13
こちらは反対に、既製品のものだけで門まわりを構成しました。

立型のポストと独立型のサインポール&インターフォンです。
物によるとは思いますが、ブロック積みの壁と比べて、施工日数がかかりません。

また、壁では表現できない、形をとりいれることができます。
このサインポールは壁には表現できない、可愛らしさですよね。

独立型のポストや、表札には、単体で置くことを考えられただけあって、
それだけでも見せ場となる、素敵なデザインの商品が多いです。
10
次は機能門柱です。

これはおなじみといったところでしょうか。
各エクステリアメーカーが、様々な機能門柱を出しています。

機能門柱もピンからキリまであり、シンプルに、ポールにポスト、表札、インターフォンを取り付けたものから、
写真のようなもの、さらに照明機能も備わった機能門柱など
デザイン性に優れた商品があります。
14
最後は究極にシンプルな門まわりです。

建物外壁に表札、インターフォン、ポストを取り付け、
狭小地コストを抑えたいまたシンプルな見た目にしたいという場合におすすめいたします。

インターフォンに関しては、配線の絡みもあるため、早い段階で、建物本体に付けるか、建物以外に付けるか決める必要があります。


以上門まわりの構成要素についてのご紹介と、配置のパターンでした。

外構、お庭づくりの、参考になれば幸いです。

また、弊社では専門のガーデン・エクステリアデザイナーがプランづくりしております。

弊社は八王子市にありますが、都内や神奈川、千葉、埼玉まで施工実績がございます。
新築はもちろん、リガーデンをお考えの方、お気軽にご相談ください。